今週は本来オリンピック開会式に合わせた祝日を設けていたことから、日本市場の株式相場は月曜から水曜までの3営業日しかなかったのですが、スイングでは大きく判断の迷いが成績にあらわれてしまいました。
大型連休前に持ち越しをしなかったのが反省点というわけではなく、むしろ大型連休前に手仕舞いしノーポジにしたことには特に反省する点は見当たらないと思うので、反省したい点としては銘柄の判断です。
先週末に入った川本産業(3604)に至っては手数料を気にした点で、引けに出来上がるであろう日足の悪さにも関わらず持ち越したのは論外でした。
問題にしたいのは7月20日に買った星和電機(6748)ともう一つ買おうと引けまで迷って買わなかった銘柄がありました。
その銘柄が日本農薬(4997)です。
実際買った星和電機(6748)の7月20日チャートです。
両銘柄を見比べると、日本農薬の方はここ3か月ほどの高値を綺麗に上抜けてきていました。
変わって星和電機(6748)の方はここ1か月ほどの高値は上抜けてはいます。
MACDはゴールデンクロスをしており、短期の移動平均もクロスし向きも上向き傾向ではありますが、短期、中期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜けていない点が気がかりではありました。
ですが、利確の目安も6月ほどにつけた高値揉み合い付近と案外簡単そうに見えるようなチャートでした。
これを見て、星和電機を買うのはとりあえずはアリだったのですが、問題は日本農薬を「買えなかった」点です。
本来の私の「買い」としているチャートは日本農薬の方だったのです。
こちらもMACDはゴールデンクロス、移動平均線も短期、中期、長期と全て上向きかつ、2営業日前には中期の移動平均線タッチからの反発に加えて高値ブレイクと買いサインが出ていました。
これらを比較して、何故星和電機の方を買ったのかというと、単に「メンタル」が弱っていたからです。
現在の相場ではどうもコロナ感染者数の増加、日経平均がそろそろ頭打ちのような動きに見えているということから、どんどん「買い」に対して弱気になってしまっていました。
弱気な時は何も保有せず、デイトレだけに専念すればいいのですが、上がりそうな銘柄を見つけるとやはり「機会損失」といったことを気にして、少なくてもいいからエントリーしておこうと思ってしまいます。
それなら、本来の買いたいであろう銘柄を買えばいいのでしたが、弱気なことから高値を超えている銘柄よりも安全そうに見える方を買ってしまう傾向にありました。
今回の2銘柄の迷いがまさにそうでした。
改善するとすれば、星和電機を買ったのなら、日本農薬も買わなければいけませんでした。
欲を言えば日本農薬だけを買えれば良かったのですが・・・
下が日本農薬の昨日のチャートです。
結果論ですが、550円超えからの下落途中550円割れか、陰線になりそうな終値付近で売るかしていても利益が出ていたことを思うと悔やまれるトレードとなってしまいました。
ここしばらくの弱気買いが癖になってしまい、来週以降治せるのか不安ではありますが、休みの間にチャートとにらめっこをしながらエントリーポイントをしっかり見定め、少し怖いと思えるところでも「買いサイン」が出ているところを勇気をもって入れるように矯正できるように戻せればと思います。
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